撮影方法
フィルムの選び方
自分で組み立てたKonstruktorで撮影するには、フィルム選びが重要です。撮影場所の明るさによって最適なISO感度のフィルムを選びましょう!
フィルムの装填
- フィルムドアロックを解除し、フィルムドアを開けます
- 巻き戻しダイヤルを2度目の止まる位置まで引き上げます
- フィルムをフィルム室に装填します
- 巻き戻しダイヤルを下まで優しく降ろして戻します
- フィルムの先端を持ち、ゆっくりとフィルムを巻き上げスプールの溝に差し込んでください。その際小さな突起部分がフィルムの穴をしっかりと噛んでいるか確認してください
- フィルム巻き上げダイヤルを1フレーム分回転させてください。フィルム穴にうまくギアが入っているかを確認します
- 矢印の方向に巻き上げダイヤルを軽く回し、フィルムがピンとなるように張り出します
- フィルムドアを閉める前にフレームカウンターを36にしてください(フィルムカウントダウンシステムを採用しています。カウンターが1になったら撮影終了です)
- フィルムドアを閉め、フィルムドアロックもしっかりと閉めてください
- フィルムを2フレーム分送ってください。しっかりとフィルムが装填されていればA5が回ります
撮るものを決めてフレーミング、撮影の準備
いざ写真を撮るときは、ビューファインダーカバーを開けます(※移動時や撮影終了時にはフードビューファインダーを閉じてください)
フードビューファインダーを覗き込み、ミラーアップを持ち上げると像が映ります。このタイプのファインダーで撮影する際は、通常はカメラを胸の位置か肩の位置でかまえます。上から覗く形になり、撮影対象に視線が行かずに撮影できるので、自然な表情を引き出せますよ!また、カメラを頭上でかまえて下からファインダーを覗き込む際にも便利です。
フォーカシングに集中したいときはルーペを立ち上げるとよりシビアな焦点合わせができます。
レンズ操作
レンズは絞り固定です。フォーカスリングを回しながら、ピントを合わせましょう。フォーカスリングを右に回し切ると、0.5mの位置にある近くの被写体にピントが合います。逆にレンズが縮んだ状態だと無限遠にピントが合います。ビューファインダーを覗きながら狙った通りにピントを合わせましょう。
シャッター操作
- シャッターを作動させるために、ミラーリセットノブをリセットポジションまで回します
- シャッターモードを "N" - ノーマル(1/80秒)、 "B" - バルブ(長時間露光用)から選択します
- シャッターリリースボタンを押し撮影します
フィルムの巻き取り
撮影が終了したらフィルムを巻き戻します。ここで重要なことはフィルムがカートリッジに完全に巻き戻るまでは絶対に裏蓋を開けないこと!フィルムの巻き戻しが完全に終了し、フィルムがすべてキャニスターに収納されたことを確認してから裏蓋を開いてください。
- 巻き戻しレバーを矢印の方向に回します。この際、一緒にフィルムカウンターとフィルム巻き上げダイアルも回転するので、その二つを手で押さえないようにしてください。一定時間回し続けると、巻き戻しダイヤルが軽く回転するようになる瞬間が訪れます。
- その瞬間が訪れたら、フィルムドアを開けます。
- 巻き戻しダイヤルを持ち上げてフィルムを取り出してください。